腰痛で歩けない!激痛なのにヘルニアではない!?痛みの正体とは?

腰痛

少し前から腰が気になっていたけど、突然歩けないほどこんなに痛くなるなんて…

ヘルニアかもしれない!と思って、整形外科に行ってみたけど、どうやら違うみたい…

こんなに歩けないほど腰が痛いのに、そこまで深刻な状態じゃないなんて、信じられない!!

と悩んでいるあなた。

「ひどい腰痛=ヘルニア」ではありません。

ヘルニアは、腰痛全体の数%にすぎません。

ヘルニアでなくても、激痛の腰痛になることがあります。

では、なぜ歩けないほど腰が痛いのでしょうか?

その原因や対処法がわかると、痛みのせいで歩けないストレスから解放されます。

このページでは、ヘルニアについて、腰痛で歩けない原因、その痛みの正体と対処法、ストレッチの仕方をお伝えします。

是非、参考にしてみてください。

1.ヘルニアが腰痛の原因になる割合は35

ヘルニア

実は、腰痛全体の中でヘルニアが腰痛の原因になる割合は、3~5%にすぎません。

いやいや、私の周りでヘルニア持ちで腰が痛い人結構いますけど。。。

なんて声も聞こえてくるでしょうが、それは一昔前の医学です。

医学は日々進歩しています。

ヘルニア持ちでも痛みなく過ごしている人は、たくさんいます。

2.ヘルニアでも痛みが出ない人がいる事実

問診

最近では、ヘルニアで手術することも減ってきました。

なぜならば、手術をしても術後劇的な変化がないからです。

結局のところ、腰痛とヘルニアに関係性がないことがわかってきたのです。

腰が痛くてヘルニアと診断を受けても、その腰の痛みはヘルニアからきているわけではないということです。

また、腰痛が全くない人を集めて検査をした結果、高確率でヘルニアが見つかったというデータもあります。

ヘルニアはあくまで構造上の異常であり、痛みとは全く関係がありません。

ヘルニアでも悲観する必要はないということです。

3.ヘルニア以外で歩けないほどの腰痛の原因は?

エコー

では、ヘルニアが腰痛全体の35%なら、残りは何が原因となるのでしょうか?

一般的な整形外科での診察の流れは、レントゲンやMRI検査が主流です。

レントゲンやMRI検査でわかることは、骨や椎間板の異常、脊髄、神経などです。

実は、この検査だけでは見えないものがあります。

それは、筋肉や筋膜、靭帯などの軟部組織です。

レントゲンやMRI検査では、筋肉や筋膜を含む軟部組織が写りません。

腰痛の原因は、骨や椎間板の異常によるものではなく、ほとんどがそれ以外の場所(筋肉や筋膜を含む軟部組織)から起きているのです。

軟部組織の検査は、超音波エコーを使うと、はっきりと観察することができます。

4.腰痛で歩けない痛みの正体とは?

骨や神経、椎間板、ヘルニアによって痛みが起きているのではありません。

腰痛で歩けない痛みの正体は、筋肉や筋膜を含む軟部組織にあります。

歩けないほどの激痛だから、骨や神経がおかしくなっているのでは?と思いがちですが、筋膜の異常が問題なのです。

筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことです。

長い間同じ姿勢や繰り返し動作をしていると、筋膜同士が癒着して伸びにくくなってしまいます。

そこから更に悪化することで、痛みが出るようになります。

筋膜は全身をボディスーツのように包んでいるので、1ヵ所が悪くなると他の場所まで波及しやすく、痛みが広がっていく傾向にあります。

実は、筋膜による痛みは、骨折より厄介なのです。

筋膜異常による病気をMPS(筋膜性疼痛症候群)といいます。

5.歩けないほどの腰痛の対処法、筋膜リリースストレッチ

自分でもできる筋膜リリースをご紹介します。

まずは、ベッドの上でもゆっくりできる筋膜リリースをしてみましょう。

5-1.筋膜リリース①

斜め伸ばし筋膜リリース

1.仰向けになり、両手両足をしっかり伸ばします。

斜め伸ばし筋膜リリース

2.左膝を曲げ、体を少し起こしながら、右の手のひらで左膝の外側を触って滑らせて20秒伸ばします。

斜め伸ばし筋膜リリース

3.次に、両手両足を20秒伸ばします。

斜め伸ばし筋膜リリース

4.反対側を行います。

右膝を曲げ、体を少し起こしながら、左の手のひらで右膝の外側を触って滑らせて20秒伸ばします。

左右3回ずつ行い、動きがうまくできない方はじっくりと時間をかけてやりましょう。

左右の骨盤のバランスが悪い方にオススメです。

5-2.筋膜リリース②

腰伸ばし筋膜リリース

1.両膝の後ろで両手を組み、両膝を胸に近づけていきます。

お尻が浮くまで持ち上げて、腰を20秒伸ばします。

腰伸ばし筋膜リリース

2.その状態のまま、両膝を左に倒して骨盤と腰をその方向に回して20秒伸ばします。

腰伸ばし筋膜リリース

3.さらに、両膝を右に倒して骨盤と腰をその方向に回して20秒伸ばします。

腰伸ばし筋膜リリース

このように、両膝が伸びたり、肩が浮いたりしないように注意しましょう。

左右3回行いましょう。

2つの筋膜リリースは、朝起きたときや特にお風呂上がりなどに行うと効果的です。

一番簡単な初心者向けの方法ですので、是非マスターしてみてください。

6.まとめ

いかがでしたか?

  • ヘルニアを過度に恐れる必要はない
  • ヘルニアと診断されても痛みは違う場所から起こっている
  • 痛みの正体は、筋肉や筋膜、靭帯など軟部組織が原因である

ということが、理解できたと思います。

そして、自分で痛みを和らげる方法として筋膜リリースをご紹介しました。

筋膜リリースは、じっくり伸ばすことが大切です。

無理に伸ばすのではなく、心地よい伸びを感じる程度で毎日続けてみてください。

それでも改善がみられない場合は、我慢せず専門家に相談してください。

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