ヘルニアで足の痛み出現!股関節痛やふくらはぎがつる原因と治療

足の痛み

 

  • ヘルニアが激痛で歩けない!眠れない!
  • 股関節から下半身の痛みとしびれがひどい!
  • 足がよくつる!

このような悩みを抱えていませんか?

手術をしたけど痛みが再発した、手術以外に良い治療方法はないか、検討されている人もいると思います。

この記事では、ヘルニアによる足の痛みやしびれの原因と治療を解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.ヘルニアの症状は多様

ヘルニア

ヘルニアの代表的な症状は、足の痛みとしびれです。

足の痛みといってもどの部分なのか、症状の現れ方は人それぞれであり、多様です。

その症状の現れ方に応じた治療が必要となります。

  • お尻全体
  • 股関節の外側
  • 太もも裏、太もも前、太もも外側
  • ふくらはぎ、ふくらはぎ外側
  • アキレス腱
  • すね、足の甲
  • 足の裏

痛みやしびれ、筋肉が引きつるなど痛みの現れ方は様々なのです。

大切なことは、ヘルニアを治すことではなく、今ある症状をいかに楽にしていくかを考えることです。

そのためには、多様な症状に応じた治療をしなければなりません。

すべてが同じ治療ではいけないのです。

この症状は要注意!

膀胱直腸障害…排尿や排便のコントロールができない。

運動麻痺…自由に手足を動かすことができない。

この場合は、手術が検討されます。

早急に病院を受診してください。

2.ヘルニアが原因ではない症状もある

医師

2-1.ヘルニアが腰痛の原因になる割合は35

実は、腰痛全体の中でヘルニアが腰痛の原因になる割合は、3~5%にすぎません。

ヘルニア持ちでも痛みなく過ごしている人は、たくさんいます。

2-2.ヘルニアでも痛みが出ない人がいる事実

最近では、ヘルニアで手術することも減ってきました。

その理由は、手術をしても術後劇的な変化がないからです。

結局のところ、腰痛とヘルニアに関係性がないことがわかってきたのです。

腰や足が痛くてヘルニアと診断を受けても、その痛みはヘルニアからきているわけではないということです。

また、健康な人を集めて検査をした結果、高確率でヘルニアが見つかったというデータもあります。

ヘルニアはあくまで構造上の異常であり、痛みとは全く関係がない証拠です。

ヘルニアでも悲観する必要はないということです。

2-3.ヘルニアは構造上の問題であり、必ずしも症状と一致しない

椎間板は、そもそも加齢とともに変化していくものです。

手術をしてヘルニアを治したとしても、それは構造上の問題を治しただけであって、症状がとれないケースが多々あります。

ヘルニアがなくなっても、症状が続いていることが結構あるわけです。

だからこそ、多様な症状に応じた治療が大切なのです。

3.手術を考える前にこれだ!と思える治療を試す

手術

症状が悪化すると、手術をすべきか悩むと思います。

できるだけ手術は避けたいと考えますよね。

手術を検討する前に、今の症状を和らげる治療法を探すしかありません。

ここでは、トリガーポイント治療をご紹介します。

トリガーポイント治療とは、一言でいえば筋肉の痛みに対する治療です。

ヘルニアは神経に着目した治療ですが、同時に筋肉にも痛みの原因ができています。

その筋肉からの痛みを緩和させるのがトリガーポイント治療です。

「ヘルニアは構造上の問題であり、症状とは一致しない」と説明しました。

ヘルニアの症状は、筋肉からきている可能性が考えられるのです。

つまり、お尻や股関節、ふくらはぎなどの痛みやしびれは、筋肉にできるトリガーポイントが原因で起きているということです。

3-1.トリガーポイントとは

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

3-2.ヘルニアの症状に関係するトリガーポイント

小殿筋トリガーポイント

(✖:トリガーポイント :関連痛)

ヘルニアは、人それぞれ痛みやしびれの現れ方が違います。

お尻だけが痛い人もいれば、膝から下がしびれる人もいます。

この図は、トリガーポイントがどの辺りに症状を出しやすいのかをわかりやすくした痛みの分布の図です。

✖がトリガーポイントで、が実際に感じている痛みの場所です。

このように、腰やお尻のトリガーポイントが原因となって、症状が足まで出ているのが理解できると思います。

4.手術後に再発してしまったら

手術して数年後にまた再発したという話をよく聞きます。

この場合も再手術をすることなく、筋肉に対する治療を試してみるのも良いでしょう。

症状が治まってくると、少しずつ動けるようになりますので、運動やストレッチを開始するようにしてください。

関連記事 ヘルニアが再発悪化しないオススメの運動は?いつから始めたらいい?

5.自分で足の痛みを緩和させる方法

テニスボールを使って足の痛みを緩和させる方法をご紹介します。

足の痛みを緩和させる3つのポイント!

①症状に応じた場所を探す

一番の大切なポイントは、症状に応じた場所にテニスボールを当てることができるかどうかです。

自分でテニスボールを当てながら、ポイントを探すことが大切です。

②痛気持ちいい場所を探す

テニスボールを当てて探していると、痛いけど、そこをずっと押しておきたい感覚になる場所があります。

その場所こそがトリガーポイントです。

できるだけ、その感覚になる場所を探してみてください。

③持続的に圧迫する

ポイントを見つけたら、持続的に圧迫します。

10秒圧迫して、5秒休むなどリズムをつけるといいです。

よくゴリゴリほぐそうとする人がいますが、逆効果です。

素人がほぐすと筋肉を傷つけ、揉み返しのような感覚になり、間違いなく悪化します。

テニスボールを使って悪化する人は、やり過ぎかポイントを間違っているかのどちらかです。

それでも悪化する場合は、合わないので中止してください。

3つのポイントは、効果を左右する大事なポイントです。

いろいろ試してみてください。

人それぞれテニスボールを当てる場所は違いますが、いくつかポイントを解説します。

注:画像はテニスボールではわかりにくいので、タオルを使って撮影しています。

5-1.大殿筋

大殿筋トリガーポイント

大殿筋は、お尻を形作る大きな筋肉です。                                      

大殿筋トリガーポイントは、太もも裏やふくらはぎに症状が現れやすいです。

おしりストレッチ

テニスボールを当てる側の足を膝に乗せて、体重をかけ圧迫します。

お尻、太もも裏、ふくらはぎに症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-2.中殿筋

中殿筋トリガーポイント

大殿筋の下から股関節付近にある筋肉です。

中殿筋トリガーポイントは、太もも外側やふくらはぎの外側に症状が現れやすいです。

おしりストレッチ

大殿筋よりやや外側寄りにテニスボールを入れ、圧迫します。

お尻、太もも外側、ふくらはぎ外側に症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-3.梨状筋

梨状筋トリガーポイント

大殿筋の奥にある筋肉です。

坐骨神経が通過している筋肉なので、この筋肉が硬くなると坐骨神経痛になりやすいとされています。

お尻の下の方が痛い人は、梨状筋トリガーポイントが原因となります。

おしりストレッチ

大殿筋のポイントより下、坐骨の上、おしりの中心部あたりにテニスボールを入れ、圧迫します。

お尻の真ん中から下、太もも裏、ふくらはぎに症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-4.大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)

大腿筋膜張筋トリガーポイント

股関節の前にある筋肉で途中腸脛靭帯に移行し膝まで繋がっています。

股関節周りの痛みやすねの痛みに関係しているトリガーポイントです。

この筋肉をうまく圧迫できると、効果的です。

大腿筋膜張筋テニスボール

股関節の外側にテニスボールを入れ、圧迫します。

股関節周り、太もも外側、すねに症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-5.大腿四頭筋

大腿四頭筋トリガーポイント

太ももの前にある大きな筋肉です。

膝周りの痛みに関係している筋肉です。

大腿四頭筋テニスボール

太ももの前面にテニスボールを入れ、圧迫します。

股関節前面、太もも前面、膝周りに症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-6.ハムストリングス

大腿二頭筋トリガーポイント

太もも裏側に症状がある人はとても多いです。

特に、椅子に座って過ごすことが多い人は、トリガーポイントができやすいです。

筋肉も硬くなりやすいので、オススメのポイントです。

ハムストリングスストレッチ

太ももの裏にテニスボールを入れ、圧迫します。

太もも裏側、ふくらはぎに症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-7.前脛骨筋

前脛骨筋トリガーポイント

坐骨神経痛を1ヵ月以上患っている人で、すねが痛い場合は、前脛骨筋にトリガーポイントができていることが多いです。

足の甲が痛い場合もこの筋肉を圧迫します。

足首ストレッチ

すねの前面にテニスボールを入れ、膝を曲げながら体重をかけて、圧迫します。

すねや足の甲、指に症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-8.腓腹筋

腓腹筋トリガーポイント

ふくらはぎの筋肉です。

大殿筋や梨状筋もセットで圧迫すると、効果的です。

腓腹筋ストレッチ

ふくらはぎにテニスボールを入れ、反対側の足で押して、圧迫します。

ふくらはぎや足の裏に症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

5-9.腓骨筋

腓骨筋トリガーポイント

膝から下の外側にある筋肉です。

中殿筋もセットで圧迫すると、効果的です。

腓骨筋ストレッチ

横になって、ふくらはぎの外側にテニスボールを入れ、圧迫します。

膝から下の外側に症状がある人にオススメ!

10秒圧迫5秒休む。

慣れるまで5セットが目安。

症状と一致するものを実践しましょう!

他にも細かい部分もありますが、一般的なものです。

参考にしてみてください。

まずは、大雑把に実践してみて、ポイントを探してみることをおすすめします。

6.まとめ

いかがでしたか?

ヘルニアの治療は、まだまだ良くなる可能性があります。

ヘルニアという診断名にとらわれることなく、今出ている症状に着目した治療を選択してみてください。

今もなお症状が悪化しているようでしたら、ご相談ください。

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