腰痛と股関節痛の関係は?痛みとしびれの原因とストレッチ解消法7選

腰痛と股関節痛って何か関係があるの?

元々腰痛持ちだけど、股関節まで痛くなってきた。

これって坐骨神経痛?

このような症状を抱えていませんか?

腰と股関節の痛みが同時に現れると辛いですよね。

腰痛と股関節痛は、深い関わりがあります。

この記事では、腰痛と股関節の痛みとしびれの原因とストレッチ解消法7選をご紹介します。

是非、参考にしてみてください。

1.腰痛と股関節の痛みがあるときに考えられること

坐骨神経

股関節が単独で痛む場合を除いて、腰痛持ちの人が股関節にも痛みを感じることが多いです。

腰痛と股関節痛は関係があります。

1-1.坐骨神経痛

坐骨神経は、腰から骨盤を通り下半身にかけて走行しています。

その坐骨神経が圧迫や刺激によって痛みやしびれを引き起こす症状を坐骨神経痛といいます。

股関節の後面や外側に痛みが現れることが多いですが、前面にも痛みが出ることがあります。

1-2.腰椎椎間板ヘルニア

椎間板は、背骨と背骨の間にあり、クッションの役割をしています。

その椎間板の中に髄核というものがあり、その髄核が押し出されて脊柱管の中の神経を圧迫することで、痛みやしびれが出ます。

この状態が腰で起こっているため、腰椎椎間板ヘルニアといいます。

股関節周りに痛みやしびれを感じることがあります。

1-3.腰部脊柱管狭窄症

脊柱管には、背骨(頚椎から腰椎)の間を通っている神経(脊髄)が入っています。

腰部脊柱管狭窄症とは、腰にある脊柱管が狭くなって神経が圧迫され、痛みやしびれ、麻痺、歩行障害が出る症状です。

股関節周りに痛みやしびれを感じることがあります。

基本的には、加齢による老化現象で50代以降に発症しやすいです。

上記のような症状があると、日常生活の中で痛みのために動きが制限されてしまいます。

そうなると、腰や股関節やおしりの筋肉が硬くなり、柔軟性がなくなります。

その結果、筋肉の硬さが原因となり、股関節周辺に痛みを感じるようになります。

腰と股関節は繋がっていますので、腰痛から股関節の痛みに移行することがあるのです。

このような筋肉に原因がある股関節の痛みは、腰や股関節周りにできるトリガーポイントが関係しています。

2.腰と股関節周囲のトリガーポイント

トリガーポイント

坐骨神経痛やヘルニアによって股関節に痛みが出ている場合でも、腰や股関節周囲のトリガーポイントが関係していることがあります。

2-1.トリガーポイントとは

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

2-2.トリガーポイントと関連痛

痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。

痛い場所と痛みの原因が一致しないということです。

症状と原因が一致しないことが筋肉の痛みの一番の特徴です。

2-3.腰痛と股関節痛のトリガーポイント

腰痛が元となり股関節の痛みに移行した場合、腰にトリガーポイントがあり、股関節に痛みを飛ばしているということになります。

脊柱起立筋

(✖:トリガーポイント :関連痛)

腰のトリガーポイントがお尻や股関節の外側に痛みを飛ばしている図です。

腸腰筋

(✖:トリガーポイント :関連痛)

腰から大腿骨についている腸腰筋のトリガーポイントが股関節の前面に痛みを飛ばしている図です。

このように、実際に感じている痛みの場所とは別の場所に原因があることがわかります。

腰痛があると骨盤の動きも悪くなりがちで、お尻周りの筋肉にもトリガーポイントができます。

そのため、股関節にも痛みが現れやすくなります。

上記の図は、トリガーポイントの痛みのパターンをわかりやすくした図です。

すべてがこの通りに痛みを出すわけではありません。

ひとつの参考程度にしてください。

3.腰痛と股関節痛のストレッチ解消法7

3-1.腰のストレッチ

腰伸ばし筋膜リリース

1.両膝の後ろで両手を組み、膝を胸に近づけるようにします。

2.お尻が浮くまで持ち上げて、20秒伸ばします。

腰伸ばし筋膜リリース

3.その状態から、膝を左に倒して骨盤と腰を左に回して、20秒伸ばします。

腰伸ばし筋膜リリース

4.さらに、膝を右に倒して骨盤と腰を右に回して、20秒伸ばします。

腰伸ばし筋膜リリース

このように膝が伸びてしまったり、膝を倒すとき肩が浮かないように注意。

3セット行う。

3-2.おしりのストレッチ①

大殿筋ストレッチ

1.右足はベッドから下ろし、左足を曲げます。

大殿筋ストレッチ

2.体を前に倒して、20秒伸ばします。

大殿筋ストレッチ

3.さらに伸ばしたいときは、より深く上体を前に倒します。

4.反対側も同じように行います。

背中を丸めず、胸を床に近づけるイメージで体を倒すのがコツ。

お尻が伸びる感覚があれば正しくできている。

3セット行う。

3-3.おしりのストレッチ③

中殿筋ストレッチ

1.左足を伸ばし、右足をクロスさせます。

2.左肘で右膝の外側を押すと同時に上半身を右に捻り、20秒伸ばします。

3.反対側も同じように行います。

お尻が伸びる感覚があれば正しくできている。

3セット行う。

3-4.股関節のストレッチ①

腸腰筋ストレッチ

1.左太ももが床と平行になるように曲げ、右股関節は伸ばした状態にします。

腸腰筋ストレッチ

2.その状態から徐々に体重を前にかけ、右股関節の前を20秒伸ばします。

このとき、腰を後ろに反らないように注意してください。

3.反対側も同じように行います。

伸ばすとき腰を後ろに反り過ぎないように注意。

3セット行う。

3-5.股関節のストレッチ②

大腿筋膜張筋ストレッチ

1.左足を右足の前でクロスさせ、上半身を左側へ倒し、20秒伸ばします。

2.右股関節を外側に突き出すイメージで行うと、より伸びやすくなります。

3.反対側も同じように行います。

股関節の外側が伸びる感覚があれば正しくできている。

3セット行う。

3-6.太もも前面のストレッチ

大腿四頭筋ストレッチ

1.左膝を伸ばした状態で右膝を曲げ、徐々に状態を後ろに倒し、20秒伸ばします。

2.反対側も同じように行います。

太もも前面が伸びる感覚があれば正しくできている。

3セット行う。

3-7.太もも裏のストレッチ

ハムストリングスストレッチ

1.左の足はベッドの外へ下ろし、右つま先を持ちます。

ハムストリングスストレッチ

2.上半身を前に倒し、右太ももの裏を20秒伸ばします。

3.反対側も同じように行います。

太ももの裏が伸びる感覚があれば正しくできている。

膝を伸ばすことが難しい場合は、膝を曲げた状態でも太もも裏が伸びている感覚があれば良い。

3セット行う。

4.まとめ

いかがでしたか?

腰痛と股関節痛が現れた場合に考えられる原因がわかったと思います。

ご紹介したストレッチを是非、実践してみてください。

それでも長引くようなら、一度診察を受けられることをおすすめします。

もし異常がないなら、筋肉から痛みが出ている可能性が高いです。

そのときは、トリガーポイントの専門家に相談してください。

あなたの腰の痛みを解決します!

ひとりで悩んでいませんか?

・この痛みと一生付き合っていかないといけないのか

・この辛さを誰にもわかってもらえない

・治療してもらっているが良くならない

なかいし鍼灸院では、あなたの身体の状態をカウンセリング、動作分析、超音波エコー観察など詳細な検査を行った上で、専門性の高い筋膜・トリガーポイント鍼治療を提供しています。

10年先も20年先も元気に過ごせるように、あなたと一緒に症状改善に取り組む鍼灸院です。