首の後ろの「骨」が痛い!これってヘルニア!?考えられる病気とは?

ストレートネック

首の後ろの中心部「骨」が痛い。

吐き気やしびれが出てきた。

ヘルニアだったらどうしよう…

このような悩みを抱えていませんか?

『首の後ろが痛い』記事はたくさんあるけど、もっと具体的な『首の後ろの「骨」が痛い』記事は少ないですよね。

ピンポイントで骨が痛いとなると、ヘルニアか何か大変な病気なのでは?とすごく不安な気持ちになりますよね。

この記事では、首の後ろの「骨」が痛いときに考えられる病気について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.首の後ろの骨って?

背骨

背骨のイラストです。

右側が背中側になります。

首の骨は頚椎といい、7つあります。

それぞれ胸椎は12、腰椎は5つあり、まとめて脊椎といいます。

頚椎から腰椎まで、「棘突起」という骨の出っ張りがあるのがわかると思います。

頚椎の棘突起が首の後ろの骨の部分になります。

体の表面から触ることができるため、この棘突起を押すと痛かったり、首を動かすとこの骨周辺に痛みを感じたりする症状が現れます。

2.首の後ろの骨が痛いときに考えられる病気

首こり

首の後ろの骨が痛いときに考えられる病気はいくつかあります。

稀な病気も載せておきます。

2-1.項靭帯・棘上靭帯の炎症

一番多いのが項靭帯や棘上靭帯の炎症による痛みです。

首の後ろの骨の痛みのほとんどがこれらの靭帯の炎症によるものであるといっても過言ではありません。

この靭帯は、頚椎だけでなく、胸椎、腰椎にもあります。

背中や腰の骨を押して痛い場合も同様です。

2-2.骨折

転倒など何か怪我をして以来、首の骨が痛い場合は、骨折の可能性が考えられます。

骨折の場合は、外傷(外からの圧力によって折れる)が必ずありますが、高齢者は自然に圧迫骨折を起こしていることがあるので注意が必要です。

2-3.頚椎椎間板ヘルニア

骨が痛いからヘルニアと考えるのは、ナンセンスです。

指先のしびれなど首以外のところに症状が現れ始めたら、一度整形外科を受診して検査をしてもらいましょう。

2-4.癌

癌は骨にもできます。

可能性としては、かなり低いです。

2-5.項靭帯・棘上靭帯の石灰化症

項靭帯や棘上靭帯に石灰が付着します。

60代以上に起こります。

加齢による変性なので、若年者の可能性はありません。

3項靭帯・棘上靭帯とは

項靭帯

項靭帯とは、後頭部から第7頚椎棘突起に付いている靭帯です。

棘上靭帯とは、第7頚椎棘突起から仙骨まで付いている靭帯です。

項靭帯と棘上靭帯は、付いている場所によって呼び方が違うだけで、似たような靭帯ということになります。

この靭帯には、肩こりで一番凝りやすい筋肉である僧帽筋が付着しているので、姿勢や背骨を安定させるために働いています。

4.なぜ項靭帯・棘上靭帯に炎症が起こったのか

使い過ぎが原因です。

特に使い過ぎた記憶はないと思いますが、普段の生活習慣の中で起こっています。

例えば、パソコン、スマホ、デスクワークなど前かがみの姿勢を続けることで、この靭帯に付着する僧帽筋や靭帯そのものに疲労が蓄積します。

多くは自然と疲労も回復し、痛みも出ないのですが、毎日のように同じ姿勢を繰り返していると、痛みとして現れるようになります。

この靭帯は、背骨の中心部(棘突起の上)を通っているので、骨が痛いように感じるのです。

実際は、骨ではなく、背骨の後ろをつなぐ項靭帯や棘上靭帯が炎症を起こしているということになります。

5.首の後ろの骨の痛みを和らげる僧帽筋ストレッチ

通常炎症を起こしているときは、冷やして安静にすることが第一です。

しかし、同じ姿勢による疲労の蓄積が原因で痛みが出ている場合は、温めてストレッチなど筋肉の柔軟性を上げることが大切です。

項靭帯には、同じ姿勢で疲労しやすい僧帽筋が付いていますので、その僧帽筋を伸ばすストレッチをご紹介します。

5-1.僧帽筋ストレッチ①

僧帽筋ストレッチ

1.椅子に座って背筋を伸ばし、両手を頭の後ろで組みます。

僧帽筋ストレッチ

2.両手で頭を押して首を前に倒し、首の後ろを20秒伸ばします。

僧帽筋ストレッチ

このように猫背にならないように注意。

3セット行う。

少し伸びている感覚で留めること。

5-2.僧帽筋ストレッチ②

肩甲挙筋ストレッチ

1.左手で右手を持ち固定します。

2.首を左に回し左前に倒して、右首から肩ラインを20秒伸ばします。

3.反対側も同じように伸ばします。

3セット行う。

少し伸びている感覚で留めること。

5-3.僧帽筋ストレッチ③

僧帽筋ストレッチ

1.右手で左側頭部を押して、左首から肩のラインを20秒伸ばします。

僧帽筋ストレッチ

2.反対側も同じように伸ばします。

3セット行う。

少し伸びている感覚で留めること。

6.まとめ

いかがでしたか?

首の後ろの骨が痛い原因は、項靭帯や棘上靭帯の炎症であることが理解できたと思います。

そして、それらの靭帯と関係する僧帽筋のストレッチをご紹介しました。

1ヵ月ほど経過すると、自然に治ってくる症状ではありますが、もし改善しない場合は、治療が必要ですので、ご相談ください。

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