肩甲骨から腕にかけての痛みとしびれの治し方と3つのポイント

肩こりストレッチ

肩甲骨から腕にかけての痛み、痛みとしびれが交ざったような感覚を訴えている方が非常に多いです。

病院で頚椎症や頚椎ヘルニアと診断されている方を含め、どうしたらいいのか?

いつまでこの痛みが続くのか?

不安な日々を過ごしている方のための記事です。

骨の変形やヘルニアでも痛みを緩和させることは可能です。

この記事では、肩甲骨から腕にかけての痛みとしびれの治し方と3つのポイントを解説します。

是非、参考にしてみてください。

1.肩甲骨から腕にかけての痛みとしびれはどこからくる?

肩こり

肩甲骨から腕にかけての痛みとしびれが一体どこからきているのかわからないとスッキリしませんよね。

経験上80%以上は検討がつきます。

1-1.頚椎症や頚椎ヘルニアは関係ない

その痛みは、頚椎症や頚椎ヘルニアとは関係ありません。

検査の結果、骨の変形やヘルニアを認めたとしても、問題ありません。

頚椎症やヘルニアは構造上の異常であって、今ある症状とは一切関係がないのです。

実際に、手術をしなくても症状は緩和していきます。

怖い病名は、余計不安になってメンタルも病んでしまいますので、あまり深く考えないようにしましょう。

手が動かせないなど運動麻痺がある場合は要注意です。

病院でしっかりとした検査を受けてください。

1-2.肩甲骨から腕にかけての痛みとしびれの特徴

1-2-1.ズキズキ疼く痛み

日中ズキズキ痛み、寝ていても痛くて楽な体勢をみつけられないことがあります。

痛みが睡眠の妨げになり、メンタル的にもストレスになりますので、至急治療を受けるべきです。

1-2-2.重だるい痛み

肩甲骨から腕が重くだるさがあります。

大半が肩の後ろから二の腕がだるくなります。

1-2-3.痛みとしびれが交ざった感覚

痛みとしびれが交ざったような感覚になります。

1-2-4.どこが痛いかはっきりわからない

一番の特徴は、どこが痛いのかはっきりわからないことです。

大雑把に、肩甲骨から腕にかけて痛みがあるけど、その範囲内でピンポイントでここが痛いというわけではなく、全体的に広範囲で悪いような感覚になります。

範囲が広いため、とても辛い症状です。

1-3.はっきりわからない痛みは筋肉の痛み

どこが痛いのかはっきりわからない痛みは、筋肉の痛みです。

筋肉の痛みは、悪化すると広範囲に痛みが広がる特徴があります。

  • はじめは首が気になっていた。
  • 肩甲骨周りに違和感があった。

このように、肩甲骨から腕にかけての痛みが出る前に、なにかしら前触れのような症状がありませんでしたか?

もしそうだとすれば、その痛みが悪化したことで、腕まで痛みが出てしまった可能性大です。

1-4.筋肉の痛みはトリガーポイントが原因

1-4-1.トリガーポイントとは

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

トリガーポイントは、筋肉や筋膜にできます。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

つまり、肩甲骨から腕にかけての痛みが関連痛ということになります。

1-4-2.肩甲骨から腕にかけての痛みはトリガーポイントからの関連痛だった

斜角筋トリガーポイント

(✖:トリガーポイント :関連痛)

この図を見てみてください。

✖がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みを感じている場所です。

首のトリガーポイントから肩甲骨や腕にかけて痛みが現れていることがわかります。

これは、痛みだけではなく、しびれに関しても同じことがいえます。

指まで赤くなっていますので、親指側にしびれを感じることもあるということです。

棘下筋トリガーポイント

(✖:トリガーポイント :関連痛)

肩甲骨の痛みは、内側と外側の2種類あります。

この図は、肩甲骨の外側が痛い場合になります。

肩関節や二の腕全体に痛みが集中していることがわかります。

肩甲骨内側に痛みがない方は、外側のトリガーポイントからの痛みであることが推測できます。

1-5.トリガーポイントを細かくみると筋膜に問題があることが判明

トリガーポイントを視覚化すると、筋膜に問題があることがわかります。

筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことです。

僧帽筋エコー

白い線が筋膜であり、右側になるにつれて筋膜が太くなっていることが確認できます。

太くなっているところは、筋膜の癒着が生じ、トリガーポイントができあがっている証拠です。

筋膜の癒着が起こりやすい人

  • 長時間同じ姿勢でいることが多い人。
  • 運動習慣のない人。

体を動かすことで筋膜がスムーズに動き、柔軟性が保たれますが、普段から同じ姿勢が多いと筋膜が自由に伸び縮みできなくなり、筋肉も硬くなってしまいます。

その結果、筋膜の癒着が起こってその部分がトリガーポイントとなり、症状が現れます。

2.肩甲骨から腕にかけての痛みとしびれの治し方

首こりストレッチ

トリガーポイント専門家の治療を受ける方法自分でトリガーポイントを探してケアする方法があります。

早く改善するためには専門家の治療を受けるべきで、今以上悪化させないためには自分でケアすることも必要です。

ここでは、自分でテニスボールを使ってケアする方法をご紹介します。

2-1.自分で治すときの3つのポイント

2-1-1.ポイント①症状に応じた場所を探す

一番の大切なポイントは、症状に応じた場所にテニスボールを当てることができるかどうかです。

症状の現れ方は、人それぞれ違います。

また、トリガーポイントの場所もそれぞれ違います。

自分でテニスボールを当てながら、ポイントを探す必要があります。

下記にテニスボールを当てるポイントを記載していますので、読み進めてみてください。

2-1-2.ポイント②痛気持ちいい場所を探す

テニスボールを当てて探していると、痛気持ちよく感じる場所が見つかります。

痛いけど、そこをずっと押しておきたい感覚になると思います。

この場所がトリガーポイントです。

特に、悪いところにテニスボールが当たっている感覚になれば、一番いいポイントに当たっている証拠です。

できるだけ、その感覚になる場所を探してみてください。

2-1-3.持続的な圧迫

ポイントにしっかり当たると、持続的に圧迫します。

10秒圧迫して、5秒休むなどリズムをつけるといいです。

慣れるまで、弱い刺激に留めておきましょう。

よくゴリゴリほぐそうとする人がいますが、逆効果です。

ほぐす必要はありません。

悪いところにテニスボールが当たっている感覚になるだけでOKです。

素人がほぐすと筋肉を傷つけ、揉み返しのような感覚になるので、間違いなく悪化してしまいます。

大事なポイント

上記の3つのポイントは、効果を左右する大事なポイントです。

悪いところにテニスボールが当たるよう、いろいろ試してみてください。

1回やって悪化した場合は、やり過ぎかポイントを間違っているかのどちらかですので、中止してください。

2-2.肩甲骨内側のトリガーポイントを探す

菱形筋トリガーポイント

肩甲骨内側のトリガーポイントを探します。

筋膜リリース

:わかりやすいように、タオルを入れていますが、そこにテニスボールを入れてください。

1.仰向けに寝て、肩甲骨内側にテニスボールを入れます。

手を前で抱え込むようにすると、肩甲骨の内側が広がりますので、広い面でトリガーポイントを探しやすくなります。

体重を利用し、ゆっくり圧迫します。

筋膜リリース

2.強い刺激が欲しい方は、お尻を上げることで肩甲骨内側に圧がかかり、刺激が加わりやすくなります。

無理にする必要はありません。

ゆっくり体重をかけ、トリガーポイントを圧迫する。

慣れるまで3セットが目安。

2-3.肩甲骨外側のトリガーポイントを探す

棘下筋トリガーポイント

肩甲骨外側のトリガーポイントを探します。

筋膜リリース

わかりやすいように、壁との間にテニスボールを挟んでいますが、仰向けで行っても大丈夫です。

1.仰向けで寝て、肩を横に広げ、肩甲骨外側にテニスボールを入れます。

肩を後ろに引くことで、刺激が強くなります。

ちょうど良い強さで圧迫します。

慣れるまで3セットが目安。

3.まとめ

いかがでしたか?

肩甲骨から腕にかけての痛みとしびれの原因と治し方、ケアする際の3つのポイントが理解できたと思います。

痛みを放置することは決して良いことではありません。

今の症状をしっかり理解し、早急に対処しましょう。

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