耳鳴りとめまい、ふらつきが治らない原因は?実は首こりにある!

耳鳴り

耳鳴りとめまい、ふらつきが治らない。

ひどいときは吐き気がする。

日頃からよく首も凝る。

このような症状を抱えていませんか?

なかなか治らないと気になって不安が募りますよね。

耳鳴りとめまいは、耳の中に原因がある場合と、違うところに原因がある場合があります。

違うところに原因がある場合は、首こりが深く関係しています。

この記事では、なかなか治らない耳鳴りとめまい、ふらつきの原因は、首こりにあることについて書いています。

是非、参考にしてみてください。

1.耳の中に原因がある耳鳴りとめまい

耳鳴り

耳の機能そのものに原因がある場合は、耳鳴り、めまい、難聴といった症状が現れます。

耳鼻科で検査することで原因がはっきりわかりますが、以下は可能性のある病気の特徴です。

1-1.メニエール病

グルグル目が回るような激しい回転性のめまい、耳鳴り、難聴、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

このような症状を反復する傾向があります。

原因としては、耳の中の内耳という場所に水ぶくれができることで症状が現れます。

根本的な原因は、はっきりわかっていませんが、ストレスや過労が考えられています。

また、症状が現れてからもストレスがかかり続けると、薬だけでは症状が改善しないこともあります。

メニエール病の特徴

40代に多い。

突然起こる。

めまいの持続時間が長い。(10分~1時間以上)

横になっても目が回る。

1-2.突発性難聴

ある日突然起こり、片耳が聞こえなくなり(難聴)、めまいを併発します。

病名のように突然耳が聞こえなくなる症状です。

原因としては、内耳の循環障害やウイルス感染といわれていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

突発性難聴になりやすいタイプは、ストレスが多い、睡眠不足など不規則な生活習慣が要因になります。

突発性難聴の特徴

突然起こり、片耳のみ。

30~60代に多い。

男女差はない。

主な症状は、聴力の低下、めまい、耳鳴り、耳閉塞感。

1-3.聴神経腫瘍

聴神経に腫瘍ができ、耳鳴りやめまい、難聴を併発します。

聴神経は小脳に発生する良性腫瘍ですが、蝸牛神経や顔面神経などを腫瘍が圧迫することで、症状が現れます。

良性腫瘍なので、転移することはありません。

聴神経腫瘍の特徴

初期は聞こえにくい症状が現れる。

片耳に起こる。

主な症状は、聴力の低下、耳鳴り、めまい、頭痛。

腫瘍が顔面神経を圧迫すると、顔面神経麻痺になる。

腫瘍が三叉神経を圧迫すると、顔の痛みが現れる。

腫瘍の近い部位には様々な神経があるため、圧迫される神経に合った症状が現れる。

2.首こりが原因の耳鳴りとめまい

自律神経失調症

耳の機能自体に原因がない場合に考えられることは、首こりから耳鳴りやめまいが現れている可能性です。

例えば、耳鼻科で原因がはっきりわからない耳鳴り、めまいは首こりを疑いましょう。

2-1.首こりは自律神経機能に悪影響を与える

首こりは自律神経の調節を狂わせてしまいます。

自律神経とは、交感神経副交感神経の2種類があります。

交感神経は、運動など活動的になっているときに働き、副交感神経は、リラックスしているときに働く神経です。

この2つの神経が環境に応じて、バランスをとりながら生活しています。

2-2.首こりが交感神経を活発にさせる

身体に凝りがあるということは、筋肉が常に緊張しているということです。

身体の緊張をコントロールしているのが交感神経ですので、リラックスしなければいけない場面でも緊張状態が続いてしまい、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

2-3.ストレスも交感神経を活発にさせる

肉体的にも精神的にもストレスが加わると、交感神経が緊張状態になります。

耳鳴りやめまいが生じると、身体を動かすことですらストレスになりませんか?

身体の不調が逆にストレスとなり、余計交感神経の活動が活発になってしまうのです。

首こりにより現れる17の症状

首こりにより現れる症状を頚性神経筋症候群といいます。

緊張型頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ、パニック障害、ムチウチ、更年期障害、慢性疲労症候群、ドライアイ、多汗症、不眠症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、血圧不安定症、VDT症候群、ドライマウス

3.首こりはトリガーポイントが原因

トリガーポイント

パソコンやスマホ、デスクワークなど長時間の作業により、全身の疲労感を感じている人は多いです。

一般的にはストレスが原因とされていますが、首こりが原因だった場合もあります。

その首こりの正体は、筋肉の凝りであり、その凝りの根本的なものはトリガーポイントです。

3-1.トリガーポイントとは?

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

つまり「症状の原因」がトリガーポイントであり、「耳鳴りやめまいを感じる場所」が関連痛です。

3-2.首のトリガーポイントは耳に症状をとばす

胸鎖乳突筋トリガーポイント

(✖:トリガーポイント :関連痛)

赤の印が実際に症状を感じている場所です。

耳周りに症状をとばしているのがわかると思います。

このように首のトリガーポイントは、耳症状(耳鳴り、耳閉塞感、めまいなど)が現れます。

上記の図は、トリガーポイントの痛みのパターンをわかりやすくした図です。

すべてがこの通りに症状を出すわけではありません。

ひとつの参考程度にしてください。

4.首こりを解消して耳鳴りとめまいを和らげる

首こりはとても頑固です。

すぐ解消できるものではありません。

地道に続けることが大切です。

4-1.首の可動範囲を確認する

4-1-1.首を前に倒す

首ストレッチ

1.上体をまっすぐにして立ちます。

首ストレッチ

2.首を前に倒し、10秒伸ばします。

首ストレッチ

3.さらに首を前に倒し、10秒伸ばします。

首を前に倒すとき、背中をまっすぐにして猫背にならないように注意。

伸びにくい筋肉を確認する。

60度傾けられるのが正常範囲。

4-1-2.首を後ろに倒す

首ストレッチ

1.上体をまっすぐにして立ちます。

首ストレッチ

2.首を後ろに倒し、10秒伸ばします。

首ストレッチ

3.さらに首を後ろに倒し、10秒伸ばします。

首を後ろに倒すとき、背中を曲げずにまっすぐに保つ。

ひっかかりを感じる筋肉を確認する。

50度傾けられるのが正常範囲。

4-4-3.首を横に倒す

首ストレッチ

首を右に倒す場合は、後ろで左手を持って固定します。

首ストレッチ

1.上体をまっすぐにして立ちます。

首ストレッチ

2.首を右に倒し、10秒伸ばします。

首ストレッチ

3.さらに首を右に倒し、10秒伸ばします。

4.反対側も同じように行います。

肩が傾いてしまわないように、首だけ横に倒す。

伸びにくい筋肉を確認する。

左右での違いを確認し、伸びにくい方向は時間をかけて伸ばす。

50度傾けられるのが正常範囲。

4-4-4.首を横に回す

首ストレッチ

1.上体をまっすぐにして立ちます。

首ストレッチ

2.首を右に回し、10秒伸ばします。

首ストレッチ

3.さらに首を右に回し、10秒伸ばします。

4.反対側も同じように行います。

両肩が動かないように首だけ横に回す。

ひっかかりや伸びにくい筋肉を確認する。

60度回せるのが正常範囲。

6方向の可動域をチェック

上記の6方向の可動域をチェックしてみてください。

鏡の前で行うと客観的にわかりやすい。

引っかかり感や伸びにくさを感じる部分は、首こりの原因になっていると想定できる。

左右比べて、伸ばしにくい方をゆっくりと長めに伸ばす。

4-2.首のトリガーポイントを刺激する

4-2-1.首横のトリガーポイント

耳鳴りやめまいに効果的なトリガーポイントです。

自分で探してみましょう。

胸鎖乳突筋マッサージ

鎖骨の内側上から耳の後ろに向かって筋肉をつまんで圧迫していきます。

その間で、特に凝りを感じる所を持続的に圧迫します。

ポイントとしては、しっかり筋肉をつまむことです。

凝りが強い人は、つまむことができないくらい筋肉がパンパンに張っています。

首の角度を変えたりすると、つまみやすくなると思いますので、試してみてください。

決してゴリゴリしないで、つまんだら心地よい力でゆっくり圧迫しましょう。

トリガーポイントの探し方と注意点

痛気持ちいい感覚がする場所を探す。(急所に入っている、効く~!)

決してゴリゴリほぐさない。(素人が揉むと高確率で悪化する)

5~10秒かけてゆっくり心地よい力で圧迫する。(やり過ぎに注意。始めは3回程度に留める)

痛気持ちいい感覚ではなく、とにかく痛い場合は合わないので、すぐやめる。

5.まとめ

いかがでしたか?

耳の機能自体に問題がない場合は、首こりが原因です。

特に普段から首の凝りを感じている方は、実践してみてください。

それでも改善しない場合は、トリガーポイント専門家にご相談ください。

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