手首のトリガーポイント!腱鞘炎を解消するには?

手首の痛み
  • 腱鞘炎を治すにはどうしたらいい?
  • 注射は打つ回数が限られている!
  • 手首のトリガーポイントを知りたい!

日常で手を使うことが多いため、一度腱鞘炎になると、なかなか治りませんよね。

腱鞘炎の痛みは、トリガーポイントが原因です。

手首に痛みを出すトリガーポイントは、複数あります。

この記事では、腱鞘炎を解消するために、手首のトリガーポイントについて解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.腱鞘炎はどこにでも起こる

腱鞘炎は、決まった指だけに起こるのではなく、どの指にも起こる可能性があります。

1-1.腱鞘炎とは

腱鞘炎は、腱鞘に痛みや通過障害が起こります。   

腱鞘とは、腱をパイプのように包んでいる部分のことをいいます。

この腱鞘があることで、指先を自由に曲げ伸ばしすることができます。

指の曲げ伸ばしをする際、この腱鞘の中を腱がスムーズに行き来するのですが、腱鞘が分厚く硬くなってしまうと「腱と腱鞘のこすれ合い」が生じます。

その結果、腱と腱鞘に炎症が起こり、痛みが現れます。

1-2.腱鞘炎の原因

一番の原因は、手首や指の使い過ぎによるものです。

パソコン作業、楽器の演奏、文字を書くなど手をよく使う仕事によって発症します。

また、年齢や糖尿病によっても腱鞘自体がむくみなどにより厚くなることで発症することがあります。

その他、更年期や出産、妊娠中の女性はホルモンバランスの影響で発症するケースもあります。

女性が腱鞘炎になることが多いのは、そのためです。

1-3.腱鞘炎の種類

腱鞘炎は、2種類あります。

1-3-1.ドケルバン病

ドケルバン病

ドケルバン病は、親指側の腱鞘炎です。

親指を広げる、反らす、曲げるなどの動きで激痛があり、腫れが出ることもあります。

物を持つ、蓋を開ける、つまむ動作など痛みを感じることもあります。

1-3-2.ばね指

ばね指

手のひら側で腱鞘炎が生じ、症状が進行すると、ばね現象が起こります。

ばね現象とは、腱鞘が厚く硬くなることで、腱がスムーズに腱鞘の中を通ることができなくなります。

指を曲げる際の引っかかりや曲げても元に戻すことができなくなる現象のことです。

指を強く動かそうと力を加えたときに、腱鞘部分でカクンと腱鞘を通過するので、ばね指といいます。

腱鞘炎は指を動かしたときの瞬間的な痛みが一般的で、炎症がある場合は、左右を比べると腫れが確認できます。

女性の場合は、腫れがなかなか引かないケースがあります。

炎症による腫れではなく、ホルモンバランスによるむくみの可能性も考えられます。

女性で手を酷使した記憶がない場合は、ホルモン関係で腱鞘炎になっていることが大半なので、注射や手術は慎重に検討してください。

2.トリガーポイントとは?

トリガーポイント

2-1.トリガーポイント

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

2-2.トリガーポイントと関連痛

「痛みの原因」がトリガーポイントであり、「症状」が関連痛です。

痛い場所と痛みの原因が一致しないということです。

症状と原因が一致しないことがトリガーポイントの一番の特徴です。

3.腱鞘炎のトリガーポイント

3-1.手首のトリガーポイント

(✖:トリガーポイント :関連痛)

手の甲側の腱鞘炎のトリガーポイントです。

一般的に腱鞘炎のトリガーポイントは、手の使い過ぎが原因のため、肘から指までの筋肉や腱自体にトリガーポイントができます。

通常、これらのトリガーポイントを治療すれば痛みは楽になります。

前腕屈筋

(✖:トリガーポイント :関連痛)

手のひら側の腱鞘炎のトリガーポイントです。

手の甲側のトリガーポイントと同様に指の使い過ぎにより、トリガーポイントができます。

3-2.手首以外のトリガーポイントが原因のことも!?

斜角筋トリガーポイント

(✖:トリガーポイント :関連痛)

手首のトリガーポイント治療で改善がみられない場合は、首の筋肉のトリガーポイントを探します。

この図を見ると、首の筋肉のトリガーポイントが指先まで痛みを飛ばしているがわかると思います。

(✖:トリガーポイント :関連痛)

また肩のトリガーポイントも腱鞘炎と関わりがあります。

トリガーポイントの特徴は、遠くの場所に痛みを飛ばすことです。

手首や指を治療しても改善がみられない場合は、肩周りを治療すると症状が和らぐ可能性が高いです。

腱鞘炎の治療+肩こりの治療も同時に行うと効果的です。

特に女性の方は、肩こりやホルモンの関係で腱鞘炎になっていることが多く、その場合は、手首のトリガーポイントよりも首や肩周りのトリガーポイントを治療した方が良いです。

4.腱鞘炎のトリガーポイントを解消する

注射を打つ回数が限られているのは、逆に腱が脆くなり断裂する可能性があるからです。

そこで鍼治療をおすすめします。

鍼は何回打っても問題ありません。

鍼治療は、腱の血行を促進し正常な組織に戻すことで痛みを和らげることができます。

また自分でもケアすることが大切です。

上記で紹介したトリガーポイントを圧迫してみてください。

  • 手のひら側の腱鞘炎の場合…手のひら側の肘から手首までの筋肉
  • 手の甲側の腱鞘炎の場合…手の甲側の肘から手首までの筋肉

親指でゆっくり圧迫して指先に刺激が響く箇所を探してください。

そこがトリガーポイントです。

トリガーポイントを5秒圧迫して3秒休む。

その繰り返しを5セットしてみてください。

やり過ぎには注意。

痛みのある腱鞘炎部分は触らない。

5.まとめ

いかがでしたか?

腱鞘炎を解消する手首のトリガーポイントをご紹介しました。

早めに治療を開始することをおすすめします。

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